読んだ本:『為替サヤ取り入門』小澤政太郎

通貨間アービトラージの一種で、
筆者は「FX Carry Hedge Trade」と呼んでいます。

“ほとんど同じような”動きをする通貨ペアを見つけて、

  • スワップ金利の高い方をロング
  • スワップ金利の低い方をショート

することで、スワップ金利の差額(+あわよくばトレードでの差益)を
ゲットしようというコンセプトです。

①高い相関関係のある2つの通貨ペアを探す。
②そこからスワップ金利を得られるような組み合わせを探す。
③そのポジションの為替変動リスクは、相関性ゆえに抑制されている。
④両者のスプレッドを分析して仕掛けどころと手仕舞いどころのタイミングを見つけ為替差益を積極的に狙う。

うまく行けば高い利回りで運用できるというわけですが、もちろんリスクはあります。

同じような動きをすることが前提になっているので、ファンダ要因などによってその相関関係が崩れてしまうと、この手法は成り立たなくなります。

ここで「リスク=損失」ではなくて、「リスク=不確実性」つまり「どうなるか分からない」ということ。利益になることも想定していなければリスクです。

スワップ金利で利益を取るということは、ある程度大きなロットでポジションしているので、大きくプラスになるか、大きくマイナスになるかのどちらかになりますね。

出版から日が経って事例が古くなっいてるので、最新データで検証が必要です。
いずれにしても、通貨ペア間の相関が信頼出来るものなのか?がキーポイントとなりそうです。

PS

余談ですが・・・
大学生の頃「金利の差をうまく利用すれば儲かるのでは?」と
外国債や住宅ローンなど色んな金利を調べてみたんですけど、実現可能なものは見つからなくて、

「そんなウマイ話はないかぁ~」と打ちのめされた覚えがあります・・・^^;

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