マーチンゲール


マーチンゲールとは

古典的なギャンブルの賭け方の手法で、もともとはルーレットの攻略法として誕生したようです。

このマーチンゲールの原理を利用した手法は特にシステムトレードなどでよく見受けられますので、少しご説明しておこうと思います。

マーチンゲールの賭け方にはいろいろなバリエーションがありますが、基本的には
負ける度に投資額を2倍にして勝つまで倍賭けしていき、勝てば投資額を元に戻すという賭け方をします。

勝った場合に投資額に対して2倍以上の利益が得られれば、一度の勝ちでそれまでの負けをチャラにして更に利益を得ることができるという手法です。

しかしもともとはルーレットの赤黒のような確率2分の1で投資額の2倍のリターンがあるギャンブルで使われる投資法ですから、そのままFXに取り入れることはできませんが、条件を満たし、資金が無限にあれば理論的には絶対に負けない手法です。

ただ無限に資金がある人など存在しませんので、FXに取り入れる場合はいかにマーチンゲールの優位性を保ちつつリスクを抑えた売買ルールを作れるかがポイントになります。

とかく手法の優位性に目が行きがちになりますが、この手法をシステムトレードなどに取り入れる際に留意しなければならないのはそのリスクでしょう。

例えばルーレットの赤黒のように確率が50%の場合、10回連続で負ける確率は0.1%になります。これは非常に低い確率のように思えますが、FXの場合はエントリーと決済があり、さらに投資額に対して2倍以上の利幅を確保するとなれば50%の確率で勝つのは極めて困難と言えるでしょう。

また1枚(10,000通貨)でスタートして負ける度に単純に2倍のロットでエントリーするとして、仮に5連敗すると6回目のエントリーは32枚(320,000通貨)、10連敗した場合11回目のエントリーはなんと1024枚(10,240,000通貨)でのエントリーが必要ということになります。

このようにマーチンゲールは勝率が低くても一度の勝ちで損失をカバーし利益を出すことができる反面、連敗した場合に損失が急激に拡大してしまいますので、手法の特性をよく理解し、資金管理を徹底したルールを構築する必要があるでしょう。

>>初心者用コンテンツ目次